セツナイヨル

2004年10月25日 日常
先ほど、いとこの家で昔の写真を見ていた。

いとこは年毎にアルバムを作っている。
キレイに、とっても見やすく。

なつかしいなぁ〜って気持ちで見ていたら、
大好きだったおじいちゃんが写っていた。

83歳で、突然この世を去ってしまったおじいちゃん。
すっごく元気で、病気もしたことのなかったおじいちゃん。
明るくって、男らしくって、大好きだった。

おじいちゃんが亡くなった時、生まれて初めて、
「死にたい」と思った。
おじいちゃんがいない人生なんて考えられなかった。

あれから5年。
おじいちゃんの写真を見て、なつかしいなぁって思った。

悲しくて悲しくて・・・ずーっと悲しくて・・・
でも人間は、どんな過去でも
なつかしく感じるようにできているんだなぁ。

ある雨の日・・・
おじいちゃんに、学校まで車で迎えに来てもらって、
ちょうど同じタイミングで彼氏が迎えに来てくれたとき、
私は彼氏の車に乗った。

お姉ちゃんがおいしそうなチョコレートを食べてて、
欲しい欲しい!って駄々をこねてたら、
おじいちゃんが急いでコンビニへ行き、
いっぱいいっぱいチョコレートを買ってきてくれた。

本当にいろいろごめんね、おじいちゃん。

私がおじいちゃんにわがままなことばっかりしたから、
突然いなくなってしまったの・・・・?

あなたもいつか、孫ができればわかるよ、おじいちゃんの気持ち。
おじいちゃんは、あなたが生まれた瞬間から幸せだったんだ。

おじいちゃんの友人がくれた言葉。

こうして文章にしていることが、
ぶわぁーーーーって心にやってきて・・・

私はアルバムを閉じて、ポロポロ涙をこぼした。

おじいちゃんにいつか、ありがとうと言えるように。
笑って思い出話が出来るように。

それまで見守っていてね。

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